
兵法の世界では、古くから様々な武具や道具が使われてきました。兵法道具の種類は数え切れないほどありますが、その中でも、兵を統率するための道具は特に重要となります。ここでは、伊賀風山流で使用する主な道具について解説しています。
金鼓螺旗
金鼓螺旗は、それぞれ鐘、太鼓、法螺貝、旗を意味します。これらは、各部隊が遠くに陣を敷き、互いに言葉が聞こえず、見えない時、座る、立つ、動く、止まる、進む、退く、右、左などを指示する道具です。
軍扇旄鞭
軍扇旄鞭は、軍扇(軍配)、白旄、軍鞭を意味します。これらは、いずれも兵を面前で指揮して命令に従わせる道具です。軍扇、白旄、軍鞭は、本来はその用途を異にしますが、時に臨んで兵を指揮するという点では共通しています。
幕縨
帷幕は兵営に張る幕のことです。籌(はかりごと)を帷幄の中に運(めぐ)らすという言葉もあるように、軍師を象徴する道具の一つといえます。また、縨(母衣)は、鎧の後ろに付ける布のことです。古くは弓を防ぐために用いられましたが、後に差物の一種とされるようになりました。
個人向け無料体験会
伊賀風山流では、入門をお考えの個人の方向けにオンライン無料体験会を開催しております。
- 教室の雰囲気を体験するとともに、気になる点をお気軽にご質問・ご相談いただけます。
- Zoom等のWeb会議システムにより実施致しますので、インターネット環境をご準備ください。
- 服装や道具などの準備は特に必要ございません。
- 無料体験会の時間は1時間程度です。
※ 無料体験会は、一定人数のお申込みが集まる都度、開催しております。もし兵法や歴史にご興味があるご友人などがおられましたら、ぜひご一緒にお申込みください。
お問合わせ|伊賀風山流 兵法教室
無料体験会、出張講座、その他のお問合わせは、下記のお問合わせ欄に必要事項を記入の上、送信ボタンをクリックしてください。